クリエイターガイド
会話が始めやすいAIキャラを作る
設定を長くすることより、読者が「誰と、どこで、なぜ話すのか」を迷わず理解できることが大切です。MyCharaの公開ページと作成項目に沿って、企画から公開前確認までを順番に説明します。
1. 一文で会話の入口を決める
最初に「ユーザは誰で、相手とどんな状況で出会うか」を一文にします。たとえば「閉館後の図書館で、返却されない本を探す司書に声をかけられる」のように、場所、相手の役割、最初の出来事が入ると会話を始めやすくなります。
紹介文はこの一文を短く磨いたものにします。名前や肩書だけ、雰囲気だけではなく、読者がページを開く理由になる具体的な出来事を入れます。
2. 基本設定と本人プロフィールを分ける
基本設定には、舞台、ユーザの立場、複数キャラの関係、物語の前提を書きます。「都内の共同住宅に住む」「ユーザは新しく配属された編集者」のように、全員が共有する状況をここへ置きます。
先頭キャラのプロフィールには、年齢、外見、口調、一人称、性格、好き嫌い、ユーザへの距離感、行動パターンを書きます。全体の舞台説明と一人分のプロフィールを混ぜないと、公開ページを上から読んだときに情報の役割がはっきりします。
3. 導入文で最初の一往復を作る
導入文は説明の要約ではなく、会話が始まる瞬間を書きます。ナレーションで場所と動きを示し、次のブロックでキャラ本人が話しかける形にすると、ユーザが返す内容を想像しやすくなります。
ナレーションとキャラの台詞は別のブロックにし、ブロックの間を空けます。台詞に余分なカギ括弧を重ねず、読者へ答えを要求しすぎない一言や問いかけで終えると、会話の選択肢が残ります。
4. 公開前に読者の順番で確認する
作成画面の入力順ではなく、公開ページを上から読む順番で確認します。タイトル、紹介文、基本設定、本人プロフィール、導入文がそれぞれ別の役割を果たしていれば、長い説明を足さなくても内容が伝わります。
5. 公開後は設定を育てる
公開後も設定と導入文は編集できます。読者が迷った箇所や、会話のたびに説明し直している前提があれば、基本設定やプロフィールへ戻して整理します。返答例を増やすために設定を無制限に足すのではなく、繰り返し必要になる情報だけを残します。
- 先頭の名前欄に作品タイトルやあらすじではなく、実際に話すキャラの名前が入っているか。
- 紹介文だけで、相手の役割と最初の出来事が分かるか。
- 基本設定に個人プロフィールが混ざらず、本人プロフィールに舞台全体の説明が混ざっていないか。
- 導入文の最後に、ユーザが返せる言葉や行動の余地があるか。
- タグが本文に実際にある要素を表し、数を増やすためだけの語になっていないか。